小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
「姉ちゃん、立花葵いますか?」

小児科のナースステーションにいたら、聞き覚えのある声でそう呼ばれた。

「え?斗真、どうした?」

「え、立花さんの弟さん?」

「はい、すみません。少し時間いいですか?」

「大丈夫よ」

許可をもらい、斗真と話す。

「海くんのお見舞いに来たんだけど…」

俯いて少し申し訳なさそうに話した。

さては、まだ、海斗から来ていいって許可もらう前にきたな?

「じゃあ、姉ちゃん、あと少しで休憩だから病室教えるから、先行ってて」

「…怒らないかな?海くん」

昨日の感じだと、大丈夫だとは思う。

「じゃあ、私と一緒にいく?休憩までカフェで待ってて」

「うん」

私は一応、連絡を海斗に入れた。
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