俺様御曹司からは逃げられません!
「楓が待ち伏せしてた日に飯行っただろ?あの時久しぶりに、家族以外の誰かと話して楽しいと思ったんだ。けど本当はそれきりで終わるつもりだった。接点も何もないし、もう会うこともないだろうと、そう思ってた。でもやっぱり、忘れられなかった。このネックレスはさ、姉さんの所に来てた外商がたまたま持ってきてたんだ。一目見て、楓に似合うだろうなって思ったよ。明るくて、ひたむきで、まっすぐなおまえにぴったりのモチーフだって。そうしたら買わずにはいられなくて、そんでもってその日のうちに興信所へ楓を探すように依頼したんだ。まあ、調査結果が来る前にまた偶然会うとは思ってなかったけどな」
「う、うそ……」
「嘘ついてどうするんだよ」
可笑しそうに笑って絢人は何を思ったのか楓のネックレスを外し、楓の眼前にそれを差し出してくる。
彼はネックレスの後ろにチャームとして付いていた葉っぱ型のプレートを裏返してみせた。
そこには小さな文字で「A to K」と刻印されていて、楓は信じられないような気持ちでネックレスを手に取った。
「愛してる。ずっと俺のそばにいろよ。離れるなんて、許さないからな」
柔らかく微笑む絢人を見上げる楓の視界はひどく滲んでいた。頬を伝う熱い涙は次々に込み上げてくる。
溢れ出る透明な雫を、絢人は唇で吸い上げた。目尻に吸い付いた唇はそのまま頬、鼻先へと移動していき、顔中にキスを落としていく。
最後には唇に触れ、二人は誓い合うように口付けを交わした。
「……私も、絢人さんを愛してる。ずっと、そばにいさせてください」
そう言って咲き誇るような笑みを浮かべると、楓は再び彼の胸に飛び込んだ。
「う、うそ……」
「嘘ついてどうするんだよ」
可笑しそうに笑って絢人は何を思ったのか楓のネックレスを外し、楓の眼前にそれを差し出してくる。
彼はネックレスの後ろにチャームとして付いていた葉っぱ型のプレートを裏返してみせた。
そこには小さな文字で「A to K」と刻印されていて、楓は信じられないような気持ちでネックレスを手に取った。
「愛してる。ずっと俺のそばにいろよ。離れるなんて、許さないからな」
柔らかく微笑む絢人を見上げる楓の視界はひどく滲んでいた。頬を伝う熱い涙は次々に込み上げてくる。
溢れ出る透明な雫を、絢人は唇で吸い上げた。目尻に吸い付いた唇はそのまま頬、鼻先へと移動していき、顔中にキスを落としていく。
最後には唇に触れ、二人は誓い合うように口付けを交わした。
「……私も、絢人さんを愛してる。ずっと、そばにいさせてください」
そう言って咲き誇るような笑みを浮かべると、楓は再び彼の胸に飛び込んだ。


