クリスマスのあの日私はあなたに出会えて良かった
私は学校に行ったら会えるかもなんて期待をしながら行っていたが会えなかった。

(教室に行けば会えるかな?でも教室わかんないや。)

私はそう思い、昼休みに1年の教室に向かうことにした。

「絵理奈〜!どこいくのぉ〜?」

「ちょっと先生に呼び出しされちゃって」

「そうなんだ!早く帰って来てねぇ〜」

私の居るグループの1人の子が声を掛けて来たが、適当に嘘をついて教室を出た。

(1年なのは知ってるけど、何組なのか聞いてなかった。)

どうしたらいいかわからなかった。

(クラスがわかるものなにかないかな?)

『あの先輩のクラス7組なんだね』

『下駄箱は唯一クラスがわかるからねぇ〜』

『よかったね!』

『うん!』

なんて嬉しそうに帰っていく人たちがいた。

(そっか!下駄箱だったら組ごとにわかれてるから名字を探せばいいんだ!)

さっきの人たちに心でヒントをくれてありがとうとお礼を言い、下駄箱へと向かった。
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