縁結び~名前も知らない君が好き~




冬弥のためにと意気込んでいると、前から歩いてくる女子生徒たちの話が耳に入ってきた。





「ねぇねぇ、同じクラスの米田冬弥くん?めっちゃかっこよくない!?」





「わかる!うちらの学年の中でもかなりカッコイイよね!というか一番じゃない?」





どうやら冬弥と同じクラスの子達らしい。この手の話は付き合っていた頃からよく耳にしていた。


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