縁結び~名前も知らない君が好き~

――――――



「やっぱりあそこをランチスペースにして正解だね!誰も来なくて、まるでお店を貸し切りにしてるみたいだった!」






「確かに、周りの音を気にせず香夜と話せてほんと良かったね!」






香夜と決めたランチスペースは思いのほか居心地が良かった。






「咲……」






視線を前にした香夜が足を止めた。







「どうしたの?」






「あの子がひなのって子だよ」





「え……」



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