碧色日和
 なんて夢見ていたオリアナでしたが、なんとそこで紹介されたのは王太子の婚約者。
 なんとオリアナではなく別の女性と婚約したことを知らされ、しかもその力を見込んで婚約者の護衛騎士になって欲しいと言われ絶望。

 ショックを受けたオリアナは、反射的に断り「不敬罪で処罰される!?」と真っ青になるのですが、そんなオリアナに助け船を出したのが王太子の弟である第二王子のフレンシャロでした。
 
 
 そう、このお話、あらすじにもハッキリ書いてあるのですがオリアナと第二王子フレンの恋物語なんです。
 ちなみに王太子がめちゃくちゃ最低に見えるのですが、そもそもこの婚約を断ったのはオリアナの家側で、王太子は本気でオリアナと婚約を結ぶつもりだったりします。

 オリアナも言葉足らずだったし、王太子も振られたと思って追わなかったし、親も勘違いしているしという感じですね。

 もちろんそんな事情を知らないオリアナは、いつかキラキラ絵本から飛び出したような王子様の婚約者になるという夢が潰えます。
 しかも助けてくれたフレンは兄とは違い、ネオンの王子様という、なんかチャラいタイプ。
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