碧色日和
 リアルの私は実は猫と暮らしているのですが、ウチのお姫様はいつもいいこで待ってるんだよな~、と。

“なら、章の合間で待っててくれるポジションにしよう!”

 そんな流れから、ヒーローとヒロインが毎回外に出る話で、短時間に帰ってくるやつ。そういうイメージから膨らませ、ひたすらヒーローがフラれたら面白くない?? なんて思いつき。

 そうやって出来たのがこの長編版になります。


 内容としては、プロポーズされた……ところまでは一緒で、そこから何故かヒロインがヒーローの結婚をプロデュースしてあげる! みたいなことを言い出し、ヒーローとしては「え、ヒロインがいいんだけど」と思いつつヒロインに振り回される……というもの。

 毎回ヒロインが一人の女の子をヒーローへあてがい、二人をひっつけようと奮闘。
 けれどヒーローが好きなのはヒロインなので、あてがわれた女の子の幸せを二人で応援して章が終わりです。

 そして二人の家に帰り、猫に出迎えられて……という流れ。

 この頃は章管理というものを知らなかったので、章と章の間には幕間を入れていました。
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