碧色日和
 エロに触れたの、このムーンライトノベルズさんがはじめてです。

 そんな春瀬が思ったのは

「正反対のものが書きたい!」

 です。


 理由は簡単。
 漫画家の夢を諦めてなかったんです。

 ヘルニアになったキッカケの仕事は辞めたし、完治はしなくてもそこまで酷くなかったので半年あれば日常に戻れるって診断も出てましたので。

 なので、漫画家として書きたい「ぴゅあっぴゅあの高校生たちの現代恋愛」は、「いつか漫画で描くために」外しました。

 社会人漫画も読んでいたので(TLではないやつ)、いつかそっちのジャンルも書きたいなぁ、と思いたちそもそもの現代も×。


 小説で書くものは「自分が作画絶対したくないやつ」という固い決意のもと、異世界でドレスも剣も魔法も城もシャンデリアも出てくるようなやつにしよう。


 ある意味純粋で不純なそんな理由からジャンルを決めました。 
 
 お話の流れやプロットなども決めず、ヒロインとヒーローなど登場人物のメモをスマホのメモ機能にポチポチと打ち込んで。


 それが二年前の10月18日です。
< 9 / 253 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop