完全無欠な財閥御曹司の秘密は、私だけに××!

「な、なに……」
「キスしたら好きになるかもしれない。試させて」
「や、そ、そういう理由でキスなんてしちゃだめだと思います」

 普通キスって好きな人同士がするんでしょ?
 なのに大河さんは不思議そうに首を傾げた。

「そう? 俺は君を落としたくて必死なんだ。キスしたら落とせる可能性があるならする。嫌なら今すぐ逃げればいい」
「逃げるって」

 確かに顎に手はかかってるけど、頭を固定されてるわけでもなくていつでも逃げられる。
 大河さんは挑発するように微笑んだ。
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