相思相愛・夫婦の日常~カナ♡ネオ編~
奏弟は客二人を見上げて、更に微笑んだ。
「お食事の前に、LOVE vacationのお約束事を確認していただけますか?」
「「はい/////」」
「僕達のコンセプトは“お客様にここにいる間だけでも、お姫様気分をあじわっていただくお手伝いをする”というものです。
━━━━━テーブルの上のプレートをご覧ください。
ご来店時にお渡ししたこちらのカード、ご主人様のお名前を書くスペースがございます。
こちらに僕達がお呼びしていいお名前をお書きになってください。
本日気に入っていただければ、次回からこのカードをお持ちくださいね!
そして、テーブルに僕達に見えるように置いてください。
そちらに書かれたお名前を次回からお呼びさせていただきます。
もし、お名前をお呼びすることがご了承いただけなければ“ご主人様”とお呼びしますね!」
「「はい!」」
「そして僕達は沢山のご主人様に同じように癒されていただくのをモットーとしてます。
滞在時間は、最高で三時間です。
それ以上のご滞在は、お声をかけさせていただきますのでご了承ください。
指名やお世話させていただく執事の途中変更は、受け付けてませんのでご了承ください。
一度ついた執事が、お帰りになるまでお世話をさせていただきます。
もちろん、僕達執事に不明な点や、失礼な点がありましたらなんなりとお申し付けください。
その時は、執事の変更をさせていただきます。
そして、ここでは写真や動画撮影は一切お断りしています。
SNSへの書き込みや、ここの中でのことも他言なさらないようにお願いします。
ここにお越しいただいたご主人様と、僕達だけの特別な空間ですので。
━━━━━ここまで、よろしいでしょうか?」
「「はい」」
「もう一つ。
大切なことですので、言わせてください。
あくまでも執事として接するのは、LOVE vacation内でのことでございます。
僕達執事のプライベートなことは、一切お教えすることができません。
そして、LOVE vacation内以外でのご主人様との接触や個人的に関わることもできませんので、ご了承ください」
「「はい、わかりました」」
「長々と僕のお話をお聞きいただきありがとうございます!
では、お食事をお決めいただきたいのですが…
決めていただくまで、ここにいてもよろしいですか?」
「はい!」
「……/////」
「ご主人様の苦手な食べ物はなんですか?」
メニューを客に見せながら微笑み言う。
「特にありません」
「私は、トマトがダメです」
「トマト…ケチャップも、苦手ですか?
トマトが苦手でも、ケチャップやジュースは大丈夫って方がいらっしゃるので」
「あ、私はそれもダメです…トマト関係全部…」
「さようですか。
かしこまりました!
今日のモーニングは、少量ですがトマト煮のロールキャベツが入ってます。
ですので、お止めになった方がいいですね。
サンドイッチのセットはどうですか?
こちらは、トマトが入ってないサンドもございますので」
「じゃあ…それで!」
「私は、モーニングでお願いします!」
「かしこまりました!
お飲み物はどうされますか?」
「あ、えーと…
ブレンドで!」
「私は、ミルクティーで!」
「はい!少々、お待ちくださいね!」
丁寧に頭を下げ微笑んだ。
「「……/////」」
客二人は、終始奏弟に見惚れていた。
「お食事の前に、LOVE vacationのお約束事を確認していただけますか?」
「「はい/////」」
「僕達のコンセプトは“お客様にここにいる間だけでも、お姫様気分をあじわっていただくお手伝いをする”というものです。
━━━━━テーブルの上のプレートをご覧ください。
ご来店時にお渡ししたこちらのカード、ご主人様のお名前を書くスペースがございます。
こちらに僕達がお呼びしていいお名前をお書きになってください。
本日気に入っていただければ、次回からこのカードをお持ちくださいね!
そして、テーブルに僕達に見えるように置いてください。
そちらに書かれたお名前を次回からお呼びさせていただきます。
もし、お名前をお呼びすることがご了承いただけなければ“ご主人様”とお呼びしますね!」
「「はい!」」
「そして僕達は沢山のご主人様に同じように癒されていただくのをモットーとしてます。
滞在時間は、最高で三時間です。
それ以上のご滞在は、お声をかけさせていただきますのでご了承ください。
指名やお世話させていただく執事の途中変更は、受け付けてませんのでご了承ください。
一度ついた執事が、お帰りになるまでお世話をさせていただきます。
もちろん、僕達執事に不明な点や、失礼な点がありましたらなんなりとお申し付けください。
その時は、執事の変更をさせていただきます。
そして、ここでは写真や動画撮影は一切お断りしています。
SNSへの書き込みや、ここの中でのことも他言なさらないようにお願いします。
ここにお越しいただいたご主人様と、僕達だけの特別な空間ですので。
━━━━━ここまで、よろしいでしょうか?」
「「はい」」
「もう一つ。
大切なことですので、言わせてください。
あくまでも執事として接するのは、LOVE vacation内でのことでございます。
僕達執事のプライベートなことは、一切お教えすることができません。
そして、LOVE vacation内以外でのご主人様との接触や個人的に関わることもできませんので、ご了承ください」
「「はい、わかりました」」
「長々と僕のお話をお聞きいただきありがとうございます!
では、お食事をお決めいただきたいのですが…
決めていただくまで、ここにいてもよろしいですか?」
「はい!」
「……/////」
「ご主人様の苦手な食べ物はなんですか?」
メニューを客に見せながら微笑み言う。
「特にありません」
「私は、トマトがダメです」
「トマト…ケチャップも、苦手ですか?
トマトが苦手でも、ケチャップやジュースは大丈夫って方がいらっしゃるので」
「あ、私はそれもダメです…トマト関係全部…」
「さようですか。
かしこまりました!
今日のモーニングは、少量ですがトマト煮のロールキャベツが入ってます。
ですので、お止めになった方がいいですね。
サンドイッチのセットはどうですか?
こちらは、トマトが入ってないサンドもございますので」
「じゃあ…それで!」
「私は、モーニングでお願いします!」
「かしこまりました!
お飲み物はどうされますか?」
「あ、えーと…
ブレンドで!」
「私は、ミルクティーで!」
「はい!少々、お待ちくださいね!」
丁寧に頭を下げ微笑んだ。
「「……/////」」
客二人は、終始奏弟に見惚れていた。