妹の方が聖女に相応しいと国を追い出されましたが、隣国の王太子に見初められました。今更戻って来て欲しいなどと言われても困ります。
その変化は、農作物の変化に関係していると考えられる。なぜなら、大樹に魔力を与えて王国に繁栄をもたらすのが、聖女の役割だからだ。
「確か、教授はフェルーナ様が無実だと考えているのですよね?」
「ああ、そうだ。彼女のことは知っているが、そのようなことをする人ではなかった。ただ、それには根拠は存在しなかったがね。もっとも、今回のことが何よりの証拠になるだろうね……」
私は、地面に手をつき魔力を探ってみることにする。大樹に何があったのか、その手がかりが、少しでも掴めかもしれないと思ったからだ。
「これは……」
「教授? どうかされましたか?」
「なんということだ……メーリム。事態は深刻だ。早く手を打たなければ、取り返しのつかないことになるかもしれない」
「そ、そうなんですか?」
地面に触れた瞬間、私は理解した。この王国に起こっている変化が、思っていた以上にまずいものであるということを。
(トルフェニオ視点終わり)
「確か、教授はフェルーナ様が無実だと考えているのですよね?」
「ああ、そうだ。彼女のことは知っているが、そのようなことをする人ではなかった。ただ、それには根拠は存在しなかったがね。もっとも、今回のことが何よりの証拠になるだろうね……」
私は、地面に手をつき魔力を探ってみることにする。大樹に何があったのか、その手がかりが、少しでも掴めかもしれないと思ったからだ。
「これは……」
「教授? どうかされましたか?」
「なんということだ……メーリム。事態は深刻だ。早く手を打たなければ、取り返しのつかないことになるかもしれない」
「そ、そうなんですか?」
地面に触れた瞬間、私は理解した。この王国に起こっている変化が、思っていた以上にまずいものであるということを。
(トルフェニオ視点終わり)