妹の方が聖女に相応しいと国を追い出されましたが、隣国の王太子に見初められました。今更戻って来て欲しいなどと言われても困ります。
私は、アグナヴァン様と先生とともに、大樹の元に来ていた。
エルムルナ様の指導もあって、私は闇の魔力を感じ取れるようになっている。
そのため、大樹がどれだけ汚染されているかを理解できた。本当に、ひどい状態だ。このままでは大樹は枯れ果ててしまう。
「先生、少し手を貸していただけますか?」
「ええ、もちろん、私は構いませんよ。何をすればいいか、教えてくれますか?」
「私と大樹の周りに、結界を張っていて欲しいのです。闇の魔力が暴走して、辺りを破壊する可能性がありますから」
「わかりました」
とりあえず、私は先生に結界を張ってもらうことにした。
それは、この王城を守るためだ。そのような義理があるという訳ではないが、別に私もここを滅茶苦茶にしたいとは思っていない。ここは、形式に従うべきだろう。
「フェルーナ殿、本当に大丈夫なのか?」
「ええ、アグナヴァン様。問題はありません。私の力なら、闇の魔力を払えます」
「……危険なのだろう? 結界を張るということは……」
「心配してくれて、ありがとうございます。ただ、忘れているかもしれませんが、私は聖女の資格を持つ者です。ドルマニア王国やスウェンド王国の中でも、有数の力を持つものですから、この程度のことは造作もありません」
「そうか……」
エルムルナ様の指導もあって、私は闇の魔力を感じ取れるようになっている。
そのため、大樹がどれだけ汚染されているかを理解できた。本当に、ひどい状態だ。このままでは大樹は枯れ果ててしまう。
「先生、少し手を貸していただけますか?」
「ええ、もちろん、私は構いませんよ。何をすればいいか、教えてくれますか?」
「私と大樹の周りに、結界を張っていて欲しいのです。闇の魔力が暴走して、辺りを破壊する可能性がありますから」
「わかりました」
とりあえず、私は先生に結界を張ってもらうことにした。
それは、この王城を守るためだ。そのような義理があるという訳ではないが、別に私もここを滅茶苦茶にしたいとは思っていない。ここは、形式に従うべきだろう。
「フェルーナ殿、本当に大丈夫なのか?」
「ええ、アグナヴァン様。問題はありません。私の力なら、闇の魔力を払えます」
「……危険なのだろう? 結界を張るということは……」
「心配してくれて、ありがとうございます。ただ、忘れているかもしれませんが、私は聖女の資格を持つ者です。ドルマニア王国やスウェンド王国の中でも、有数の力を持つものですから、この程度のことは造作もありません」
「そうか……」