再び異世界?!─平凡聖女の育てた少年が、年上魔公爵になって貫く健気過ぎる激重純愛♡─
セーラはマオを心から信じている。ずっと、ずっと、信じている。
「セーラがいてくれるなら、僕は世界も変えてみせるよ」
懐かしい台詞と共にマオが片腕に抱いたセーラの唇に優しくキスする。マオが片手に持った召喚士アイビンの杖が光り輝いた。
セーラはマオがくれる唇に応えるのに精いっぱいで、懸命にマオの首に抱き付いて唇を繋げ続けた。
魔王と聖女の唇が繋がるその間だけ、奇跡が起きる。
聖女と魔王と、召喚士。
一度目の召喚で出会った、三人の力を繋げた。
マオの100年磨いた魔法技術を用いて扱われた神力は絶大だった。