メガネむすめ
九月十六日
もし、これはもしの話だ。
私がこのまま早瀬君と話さなかった場合、どうなるんだろう。思い出も少ないから思い出すことも無くなり、時々思い出す程度の綺麗な思い出に変わってしまうのだろうか。
それはそれで良いのかもしれない。このまま、早瀬君の描いてくれた絵のように、形だけ残して、後は何も残さない。そうすれば、お互い幸せになれるのだろう。
もし、これはもしの話だ。
私がこのまま早瀬君と話さなかった場合、どうなるんだろう。思い出も少ないから思い出すことも無くなり、時々思い出す程度の綺麗な思い出に変わってしまうのだろうか。
それはそれで良いのかもしれない。このまま、早瀬君の描いてくれた絵のように、形だけ残して、後は何も残さない。そうすれば、お互い幸せになれるのだろう。