俺だけの特権



静かに黙っていると.....................



「ねる。ヤキモチ、妬いただろ」



ズバリ!言い当てちゃうちーくん。



「...............なんで、分かっちゃう、の、」



(ちーくん、ズルいよ............っ、)



そう思って、
ちーくんの胸元に顔をうずめれば。



「あーっ、ねるって可愛すぎる」



顔をうずめた私ごと抱きしめて、
耳元に、そっと甘く言葉を落とすちーくん。



「〜〜っ、ちーくん」



昨日から、
ちーくんはなんだか凄く甘い気がして。



もう、何も言葉も出てこないや............っ。



そう思っていると。


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