初夜で妻に「君を愛することはない」と言った私は、どうやら妻のことをめちゃくちゃ愛していたらしい


 ステファニーは、ステファニーだけじゃない彼女を含む私以外の人間は、カパっと顎が落ちそうなくらい口を開けて、唖然として私を見ている。

 もはや気づいている者もいるかもしれないな。


 私の立てた計画の名は、『普段のステファニーを真似しよう』大作戦である。


 結局、友人にアドバイスを求め、書籍を読んだが、愛は多様なもので、どういった表現をステファニーが好むのか、私にはさっぱり分からなかった。

 しかし、私には分かっていることがある。

 ステファニーは愛を知っている!
 そして、彼女がやっていた愛情表現は、彼女が好む方法に他ならないのである!

 ならば私がやるべきことは一つ。

 ステファニーが私に対してしていた愛情表現を真似る!!

(ククッ。さすが私。計画どおりだ……!)

 ラブマイスターこと私は、計画を順調に実行に移せている自分を褒め称えながら、腕の中のステファニーを見つめる。
 なんということだ、久しぶりに間近で見るステファニーは、輝かんばかりに美しくて緊張が高まるばかりだ!

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