夜空に咲く恋

前書き

 この物語は幼馴染として育った朱美と颯太の二人が、心の内にずっと秘めていた恋を高校生になって実らせる話です。二人は子供の頃から一緒に過ごしていて、恋愛感情なんて初めはなかった……でも、高校生になって周囲に恋が生まれた事をきっかけに、お互いの意識が少しずつ変わって、心の内にあった恋の感情に気づいて……といった内容です。

 舞台は愛知県岡崎市。花火大会、八丁味噌、徳川家康で有名な岡崎市は私個人としても実家があり、ゆかりのある土地でして「思い入れのある土地を舞台に高校生の青春を描いてみたい!」という想いでこの物語を作りました。

 高校生の頃の純粋な恋、恥じらい、不安、ドキドキ、喜び……といった感情を思い出しながら、私自身も想像で楽しみながら描かせて頂きました。読者の皆様に少しでも共感を頂き、お楽しみ頂けたら幸いです。
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