淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
「麻里奈……」
子供の頃からずっと仲がよくて、だけど正反対のふたり。

そんな自分たちの夢がこんな風に重なり会うときが来るなんて思ってもいなかった。
鈴子の胸に嬉しさがこみ上げてくる。

「わかった、私も頑張る! だからもう1度乾杯しよう!」
「かんぱぁーい!」

ふたりの陽気な声が部屋の中に響き渡ったのだった。
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