淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
「は、はい」
戸倉瑞樹が生真面目な表情で麻里奈と同じように座り込み、視線を合わせる。

「今彼女に報告をしてきました」
「え?」

「僕に、新しい彼女ができそうだよ」
それって?

驚いて絶句していると戸倉瑞樹がしゃがみこんだ状態のまま頭を下げてきた。
「こちらこそ、どうぞよろしくお願いします」
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