ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
「好きって聞いたんで。
 枯れたの蘇らせるの」

 いや……なんか話が曲がりくねっている。

「よく都合よく枯れた珈琲の木がありましたね」
と言う村正に、

「安く売ってたんだよ。
 酒買いに寄った店の隣のホームセンターで」
と脇田が言ったとき、ん? と思った。

「さっきから、すごく既視感があるなと思ったら。
 これ、あの枯れてる珈琲の木と同じ鉢に入ってませんか?」

 上から覗き込んだ村正が、
「そういえば、そうだな。
 もしかして、同じホームセンターか」
と呟く。

「大丈夫なんですかね、そのホームセンター……」



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