ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
「例の社報のインタビューがあったから、お前の会社に行ってるんだ、去年。
 きっと何処かですれ違ってる。

 だから、去年の占いにあったお前の運命の相手は俺だ」

「いやいや。
 すれ違ってもないかもしれないじゃないですか」

「じゃあ、あの占いが間違ってるんだろ」

 あなたが私の運命の相手というところは揺らがないのですね……とあやめが苦笑したとき、星子たちが手を振り言ってきた。

「あやめー、村正さんー。
 二次会行かないー?」

「ほら、行こう」
と村正があやめの手を取る。

 温室のパイナップルやコーヒーの木が緑(したた)る南国の島になっても。

 ムラマサが、3号4号と進化していっても。

 村正さんと私も、みんなも、

 きっと、ずっと、ともにいるに違いない――。



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