このオトが、キミに届くまで
Prolog
耳の聴こえないあの子。
いつも病室から1人、外の景色を見ている
。
俺なんかあの子の目に映っていないだろうけど。
いつか、俺のオトをキミが聞いた時、いい音でいたいから。
いつキミの耳が聞こえるのか。
いつキミの耳に俺のオトが届くのか。
見ただけじゃ全くわからないから、
俺は、キミに届くように、毎日トランペットを吹いている。
いつも病室から1人、外の景色を見ている
。
俺なんかあの子の目に映っていないだろうけど。
いつか、俺のオトをキミが聞いた時、いい音でいたいから。
いつキミの耳が聞こえるのか。
いつキミの耳に俺のオトが届くのか。
見ただけじゃ全くわからないから、
俺は、キミに届くように、毎日トランペットを吹いている。
< 1 / 4 >