恋、花ひらく
「読んだ?」
「うん。」
「どうするの?」
僕はどうするか
決めかねていた。
そりゃ、菜々とは
一緒に居たい。
これからも
側で暮らしたい。
「…高校出るまで
菜々の側に居てもいい?」
「私は大歓迎よ。」
「良かった…。」
僕はホッとして
また目を閉じた。
体がひどくだるい。
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