本当の復讐
マルクが大声で私のことを呼んだ瞬間、周りの誰もが…高橋くんと美亜もが、マルクと私を交互に見た。

再び美亜と目が合った時には、さっきとは打って変わって、私のことを睨みつけるので、もはや意味がわからない。

母も言っていたように、昔の美亜はそんな子ではなかった…と思う。

ふとした時に、えっ…?と思う言動ならば、色々あったが。

もう、高橋くんと美亜のことは考えたくないのに、なかなか心をコントロールするのは難しい。
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