断罪された公爵令嬢は自分が聖女だと気づき、甘い溺愛の中でもう一度人生をやり直す
一体、私の何が悪いというの?

優しい性格じゃないから?

願わなかったから?

希望がなかったから?

幸せじゃなかったから?






何故、私は今も幸せではないの?






「っ!」






夢から覚め、飛び起きれば服は冷や汗で濡れていた。

一番望んでいた健康な身体を手に入れたはずなのに。

何も上手くいかない。

私が何を望んでいたのかさえ分からなくなっていく。




残酷で最悪な女神へ




もし、もう一度願いを叶えてくれるのならば、私は何を願えば良いのですか?

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