新・偽り恋愛
「うん。直斗は何か言ってた?」



「あぁ、俺も気になったんだ。だって直斗は川上さんの事が好きなのに…理由を聞いたら葵からは連絡なくなった。それに俺らは高3だろ?これから就職活動とか大学受験で忙しくなるから会う時間もなくなる…それなら元のクラスメイトに戻った方がお互いに良い。って直斗は行ってた」



話を全部聞き終わると私の目からは涙が流れていた



そういう理由だったんだね…



「言うのが遅くなってゴメンね?本当はもっと早く言わなくちゃいけなかったんだけど…」
< 203 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop