知人の紹介で
圭吾に三人で会おうと言われた二日後。衣月は圭吾と志信の三人で講義の空き時間に顔を合わせていた。
「もうなんでお前ら話さないわけ? 俺一人しゃべってても意味ないだろ?」
衣月と志信は最初に軽く挨拶をした以外、特に何も言葉を発していない。圭吾が話すのをただただ聞いていた。
圭吾は二人で会話をさせたいようだが、名前しか知らないこの人といったい何を話せばいいのだ、と疑問に思いながら志信に視線を向ければ、志信からも似たような視線が返ってきた。
「ほらほら。今、お前ら無言で意志疎通しただろ。絶対に相性いいから会話してみろって」
特に意思疎通をしたつもりはないのだが、圭吾は一人で盛りあがっている。
「あー、もうしょうがないな。志信、お前が最近気になったことについて話してみろよ」
「最近気になったこと……」
志信はぼそりとそう呟き、少しだけ考える素振りを見せたかと思うと、次に淡々と気になったこととやらを述べはじめた。
「もうなんでお前ら話さないわけ? 俺一人しゃべってても意味ないだろ?」
衣月と志信は最初に軽く挨拶をした以外、特に何も言葉を発していない。圭吾が話すのをただただ聞いていた。
圭吾は二人で会話をさせたいようだが、名前しか知らないこの人といったい何を話せばいいのだ、と疑問に思いながら志信に視線を向ければ、志信からも似たような視線が返ってきた。
「ほらほら。今、お前ら無言で意志疎通しただろ。絶対に相性いいから会話してみろって」
特に意思疎通をしたつもりはないのだが、圭吾は一人で盛りあがっている。
「あー、もうしょうがないな。志信、お前が最近気になったことについて話してみろよ」
「最近気になったこと……」
志信はぼそりとそう呟き、少しだけ考える素振りを見せたかと思うと、次に淡々と気になったこととやらを述べはじめた。