知人の紹介で
 それからはできる限り自然体で過ごすようにした。自分の想いに正直に真由美と向き合った。そうすれば少しずつ、少しずつ真由美に直に触れたい気持ちが湧き上がっていった。真由美への想いもどんどん増して、真由美のすべてが欲しくなる。真由美に触れたくてたまらなくて、我慢できずに彼女の肌に触れれば、真由美は抵抗せずにすべて受け入れてくれるが、圭吾はどうしても途中で怖くなって身をすくめてしまう。

 そうすると真由美は決まって圭吾にこれでもかと口づけを送り、何度も好きだと囁いてくれるのだ。どれだけ圭吾が怖気づいても、真由美はそれを嘲笑ったり、怒ったり、愛想を尽かしたりしなかった。ただただ真由美の愛で包み込んでくれた。

 そして、そんな日々が続いたある日、とうとう真由美が最大級の愛の証を圭吾へ示してきた。
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