つまらない日々に花が咲いた

5.え?どういうこと?

『一緒にやってもいい?』
公園のブランコにのっている5歳の私に話しかける男の子。
『いいよ。』
2人でブランコに乗って笑いながら遊んでいた。

そこで私は目覚めた。
『夢?なんで今そんな夢見るの?』
確かにこの夢は現実にあったことだと思う。
5歳の時に自宅の近くの公園で知らない男の子と遊んだ記憶はある。
でもそれだけしか覚えていない。

私はモヤモヤしたまま学校に行った。

クラスの子が
「おはよう」
って挨拶してくれたけど、
「おはよう」
って心ここにあらずな感じで挨拶していた。

美琴が投稿してきて、
「美緒、大丈夫?なんかあった?」
って聞かれて、ハッとなった。

「大丈夫じゃない。1限パス。」
そう言って私はいつもの場所に行った。
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