つまらない日々に花が咲いた

7.これってデート?

15分後

「お待たせしてすいませんでした。」
私はメイクをし着替えてリビングにいった。

「全然。おっ可愛い。」
私を見て加納先輩は言った。
「いや、そんなことないです。早く行きましょ。」
私は照れてるのを隠すように、玄関の方へ向かった。
「ふふふ」
加納先輩は笑っていた。

『この人、何がしたいのかわからない。』
私は加納先輩が
なぜ来たのか、
なぜ私と初詣に行くのか、
何がしたいのか
全く分からなかった。
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