優しく笑う君が好きだから

悪い勘

 あの日を含め2日間休んだ後、学校に来た早乙女さんはマスクをしていて、ときどき咳き込んでいた。軽度のストーカーと勘違いされてしまうほど、常に早乙女さんを見ていた。1種の病気だろうか。これを恋の病と言うのか。そんなことが、さっと頭をよぎり我ながら恥ずかしさを覚えた。まぁそんな僕のそんな自惚れはどうでもいいとして。それよりだ。早乙女さんが藤原さんたちに何かされていないかが心配だった。恐らく休んだあの日に、4人組のみんなで互いに早乙女さんのことを嫌いなのを確認していた。だから、きっとセーブが効かなくなって…。考えるだけで辛かった。
 そして僕のその悪い想像は、なぜか意外にも早く実現してしまうのだった。
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