乳房星(たらちねぼし)−1・0

【優しくて哀しくて】

時は、夕方4時過ぎであった。

またところ変わって、福也《さちや》さんの実家の大広間にて…

家の大広間に福也《さちや》さんと麻里子《まりこ》と章弘《あきひろ》の3人がいた。

福也《さちや》さんは、ものすごく怒った表情で工場をクビになったことを麻里子《まりこ》に伝えた。

福也《さちや》さんから話を聞いた麻里子《まりこ》は、おどろいた表情で言うた。

「工場をクビになった…福也《さちや》、それは本当なの?」
「ああ、本当だよ!!」
「だけど、契約期間はあと22日残っているのよ。」
「主任《あのヤロー》は頭ごなしにクビだと言うたのだよ!!」
「福也《さちや》、落ち着いてよ〜」
「落ちついていられるか!!」
「福也《さちや》、主任さんはクビだと言うたけどつづきがあるのよ!!」
「つづきなんかないわ!!」
「あるわよ~」

端で話を聞いていた章弘《あきひろ》が怒った声で『つづきなんかない!!』と言うた。

「あの主任《アホンダラ》は、従業員さんたちをゴミあつかいしているのだよ!!あの主任《アホンダラ》はウソつきだから信用できん!!」
「おとーさん、それじゃあどうしたらいいのよ!!」
「アメリカの大統領が変わったので、世界経済が悪化した…日本《このくに》もケイキが悪くなった…どこへ行っても終身雇用なんかない…終身雇用と言うたら市役所《コームイン》しかないんだよ…」
「支所《やくば》へ戻りたいよ…広畑《ひろはた》には戻らないからな!!」
「戻らんでもええ…あんな工場《ボロ》なんかやめたらええ!!」
「おとーさん!!」
「福也《さちや》は、月〜金勤務で土日祝日《テイキュウビ》があるコームインの方が向いてるのだよ!!」
「分かったわ…それじゃあ、週が明けたらうちの知人に頼みに行くわ…」
「もうしまいにしろ!!」
「分かったわ。」

3人による話し合いは、ここで終わった。

時は、夕方5時過ぎであった。

またところ変わって、温大《はると》が勤務している印刷工場にて…

(ウーウー…)

工場内に終業を知らせるサイレンが鳴り響いた。

「は~い、お疲れさまでした〜」

お仕事を終えた従業員さんたちは、帰宅準備を始めた。

帰り支度を終えた温大《はると》は、工場から出たあとまっすぐに家に帰らずに違う場所へ向かった。

温大《はると》は、この近くにあるタオル工場の事務員の21歳の愛人《おんな》に会いに行った。

その後、温大《はると》は愛人《おんな》と一緒にどこが遠くへ行った。

時は、夜7時に10分前であった。

またところ変わって、JR大西駅のすぐ近くにある公園にて…

温大《はると》と愛人《おんな》は、トンネル型の遊具に隠れていた。

温大《はると》は、愛人《おんな》に対して愛を求めた。

「愛人《おんな》…」
「なあに?」
「オレ、むなしいよ〜」
「よしよし…むなしいのね…」

愛人《おんな》は、温大《はると》の身体を両手でやさしく抱きしめたあとHカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》にやさしく抱きしめた。

「キュー…キュー…キュー…キュー…キュー…キュー…キュー…」

愛人《おんな》のHカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に抱かれている温大《はると》は、泣きそうな声で言うた。

「ああ…安らぐよ…安らぐよ…」
「キュー…キュー…キュー…キュー…」
「(愛人《おんな》)…」
「キュー…キュー…キュー…キュー…キュー…」

温大《はると》は、愛人《おんな》のHカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に甘えまくった。

それから3分後であった。

「ねえ…あそこへ行こうよ。」

愛人《おんな》は、温大《はると》に対して公園内にあるレンタルのニッケンの個室トイレに行こうと言うた。

このあと、ふたりはレンタルのニッケンの個室トイレに入った。
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