大好きな君が勇気をくれたんだ
玄関を出たところで理玖に言われた。

「俺も頑張ってくるよ」

「私行こうか?」

「ううん、1人で大丈夫」

「わかった」

駅に向かって歩いていく理玖の背中に叫んだ。

「今日はありがとう!頑張って!」

理玖は振り返らないまま手を振った。

その夜、契約の了承を得られたと、理玖から連絡があった。



契約当日。

「ではここにサインをお願いします」

目の前に座る相原さんから書類を渡される。
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