初恋リメイク!

 ◇
 
「はあ……」

 私は裏庭の花壇の隅っこに体育座りして、ため息をついていた。

 茫然自失でふらふらと地面に座り込んでから一時間。
 私は未だに立ち直れずにいた。

(なんで告白なんてしちゃったんだろう……)

 思い余って口にしてしまった時にはもう遅かった。

 しかも、あっさり玉砕。……最悪だ。

 自分で自分が嫌になり、ますます身体を縮こませていく。

 落ち込むと背中を丸めて小さくなるのが私の昔からの癖。

 なるべく他人様の邪魔にならないようにと、人目につかないところに隠れるのが、せめてもの気遣いだった。

 ところが、心の平穏を取り戻そうと頑張る私に、予期せぬ出来事が文字通り"降りかかってくる"のだった。

< 5 / 59 >

この作品をシェア

pagetop