初恋リメイク!
「怪我とかは全然……。むしろ、裏庭でボッチを極めていた私の方が悪かったんで……」
「本当にごめんね……」
先輩は眉を下げ、シュンと申し訳なさそうに項垂れた。
思わず見惚れてしまうほど可愛い顔立ちに、うっと心を射抜かれる。
背中のなかほどまで伸びたキューティクルが綺麗な黒髪。150センチぐらいの小さめの身体。目はパッチリとした二重で、くちびるは桜色。
制服からスッと伸びた手足はすっと細長く、ファッションモデルさんみたいだった。
(ひ、ひい!か、かか、可愛いすぎる……!)
自慢じゃないが私は可愛いものにはめっぽう弱いのだ。あまりの神々しさに、目がチカチカしてくる。
「立てる?」
先輩は地面にへたりこんでいた私に快く手を差し出し、立ち上がるのを手伝ってくれた。感激で手が洗えないかも。
「あ!」
先輩は何かを見つけたように大きな声を上げると、スカートが汚れるのも構わず、私の足元に跪いた。
「膝擦りむいてる!制服も泥がついてるじゃん!ねえ!ジャージを貸すから一緒に来てくれる?」
「え!?」
先輩はテキパキと布を畳み小脇に抱えた。ぐいぐいと腕が引っ張られ、校舎の中へと連れて行かれる。
見た目は細いのに凄い力だ。