ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
☆☆☆

「自分のことばかり話してどうする! あの客、完全に引いてたぞ!!」
男性客への接客はうまくいった。

そう思っていたヒナはすぐさま光に休憩室に呼び出され、説教を受けていた。
「え、でもあのお客さんちゃんと聞いてくれてたし……」

「ちゃんと聞いてたのは最初だけだろ! 後半はずっと酒を飲んでるだけで全然楽しそうじゃなかったじゃないか!」
そう言われればそうかもしれない。

ヒナは自分の話をすることで夢中になって、相手のことをよく見ていなかったのだ。
「それに、ああいう話はお客さんに話をふられて始めてするものだ。自分から不幸自慢してどうする!!」

げんこつが落ちてきそうな剣幕にヒナはビクリと縮こまる。
「そ、そんなの知らなくてっ」

「だからお前にはまだ早いって言ったんだ! 別のお客さんだったら怒って帰ってたかもしれないんだぞ!」
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