私の彼は、一途な熱血消防士
ロマンスのはじまり 4
その後も終始和やかな交流会となり、みんながドリンクのお代わりを注文した際、そろそろ締めのメニューが運ばれると聞かされた。
ドリンクと一緒に最後の品が運ばれてきたけれど、それはなんと、ランチタイム限定メニューのオムライスだった。
それまで散々色々なものを食しているので量は控え目だったけれど、それでもこのサプライズには藤本さんも驚いている。
「最初に言ったでしょう? 『こっそりサービスしちゃう』って。これの後にデザートがあるからね」
灯里さんのいたずらっぽい微笑みに、みんなが感嘆の声をあげた。このオムライスは、夜の時間どんなにオーダーしても『ランチメニュー限定だから』と断られるのだそうだ。それだけに、みんな大喜びだ。
藤本さんは咳ばらいを一つして、灯里さんにお礼を告げた。
「ありがとな」
藤本さんの言葉に灯里さんが笑顔で応えると、空いた器を片付けてキッチンへと下がって行く。
ドリンクと一緒に最後の品が運ばれてきたけれど、それはなんと、ランチタイム限定メニューのオムライスだった。
それまで散々色々なものを食しているので量は控え目だったけれど、それでもこのサプライズには藤本さんも驚いている。
「最初に言ったでしょう? 『こっそりサービスしちゃう』って。これの後にデザートがあるからね」
灯里さんのいたずらっぽい微笑みに、みんなが感嘆の声をあげた。このオムライスは、夜の時間どんなにオーダーしても『ランチメニュー限定だから』と断られるのだそうだ。それだけに、みんな大喜びだ。
藤本さんは咳ばらいを一つして、灯里さんにお礼を告げた。
「ありがとな」
藤本さんの言葉に灯里さんが笑顔で応えると、空いた器を片付けてキッチンへと下がって行く。