どんな世界でも君と。
調査隊というのは
特に戦わないが
その階のモンスターの情報を
こっそり見て持って帰ってくるっていう仕事らしい。


「まぁ調査隊の人たちも大変だよな」


「そうですねー……でも
あのエレベーターってそのエレベーターの中にいる最高クリアの階に止まるんじゃないの?」



「調査に行く時は俺だったりオダギリさんだったり……他にも最前で闘ってる人を紛れ込ませてるんだよ」



「へぇーじゃあ私も今度紛れ込んじゃおうかなー」



「それはダメ」



「えーーーなんでーー!
意地悪……」



「君を危険な目に合わせたくないから」



そう言って彼は私の手を強く握った。

その手は少し震えてて、
それが凄く
愛おしく思った。
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