衝撃サイダーマン
本社のシステム室は、星夜からの依頼で配送センターの在庫チェックを任されていた。

谷口部長は、配送センターの在庫チェックの仕事をシステム室でする事にとても不満に思っていた。
東北配送センターのシステムのプログラミングが、外注になったのも納得出来なかった。
だから谷口部長、野田君と阿部君も転職を考えていた。
3人で会社帰りに飲みに行く事が増えた。

谷口部長は起業するか悩んでいたし、野田くんと阿部君は専門学校時代の友人達に転職先の相談もしていた。

結局3人は3月で辞めると退職願を人事部へ提出したのである。

星夜は春からのシステム室がやり易くなるとニヤけてしまった。
正直言って、マイクとサムのプログラミングされたシステムなら、システム室はオレ1人で大丈夫だと思った星夜。
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