衝撃サイダーマン

「まず、星夜は今週中にでも檸檬ちゃんとその見合い相手と会って、話しをつける事。
バナナ銀行の三角町支店の畑山君だよな?
てっちゃんにも話しを通すが、星夜の婚約者の檸檬ちゃんが被害を受けてると話すぞ?
檸檬ちゃんも星夜もそれでいいか?」

「あの〜畑山さんは転勤するのですか?」

「ああ、檸檬ちゃんのストーカーの事は頭取には話をするが、通例の転勤にしてもらうつもりだよ。
もし何か処分とかされると逆恨みされる可能性も高そうだからね。」

「はい。ありがとうございます」

「できるだけ遠い支店に飛ばしてもらうからね」

「あ、そうだ!星夜、擬装恋人でも婚約指輪を檸檬ちゃんに買ってあげなきゃよ〜
ブランドの大きなヤツね! 
そのお見合い相手の人が諦めるようにね」と奥様が言い出した。

「指輪…そうだな母さんの言う通りだ。
檸檬。明日引っ越しが終わったら指輪を買いに行くぞ」と星夜さんも納得している。

「え、指輪……。擬装恋人なのにもったいないのでは?……」

「指輪は大事だと私も思うよ?」と社長も言い、
副社長も
「檸檬ちゃん、この際〜婚約者になりきって高額な素敵なのを星夜に買ってもらいなよ。ね!」と言われた。

どうしようとオドオドしていると、
「檸檬ちゃん。星夜を信じてあげて?」と奥様は真剣な顔で私に言った。

檸檬は下を向いて考えた。

【サイダーマン】で会社では係長補佐……
アオヤマドラックストアーの経営者の次男で…
イケメンなのに真面目…
大学生の時は会社を経営していたくらいしっかりした人…
もうこの人を信じて任せても大丈夫ですよね?
神様〜!!
< 51 / 243 >

この作品をシェア

pagetop