世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~
どれだけ想えば気が済むんだと思うほど、俺は双葉に夢中だ。どうしようもなく溢れ出す、この「好き」という気持ちを、いったいどうやって伝えればいい?


「俺は、君にフラれてみじめな男だった。悲しいくらいにそう思ってた。でも……違ったんだ。双葉は俺の子どもを産み、育ててくれていた。それは、俺のことを好きでいてくれたからじゃないのか?」


自惚れてるのかも知れない。
だけど、もう遠慮などしていられない。


「……それは……」


「これからは家族3人で幸せになろう。もう、不安にさせたりしないから」


「理仁さん……」


「結仁か……。とても良い名前を付けてくれたんだな。ありがとう。あの可愛い結仁のことも、愛情と責任を持って俺が死ぬまで守り抜く。だから……」


「……嬉しいです、本当に。でも、あまりに突然過ぎて、私にはどうすればいいのかわかりません」


「考えなければならない? 血の繋がった本当の家族なのに何を躊躇する?」


双葉は唇を噛み締めた。
その憂いを帯びた表情を愛しく思い、女性としての魅力溢れる美しさに胸が震える。
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