一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。

目をつぶる。



「………、愛してるよ、千代華。」


瞼にやさしいキス。


顔の色んなところにキスを落とされる。

「…みなとくっ、くすぐった…」


「……、ありがと。」


確かに、怖かった。


けど、それより、嬉しかった。


時々辛くて、甘くて、ほんのり苦い。

チョコみたいだね。



知らない


END
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