可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「お継姉様は魔導具も扱えて、他の国でお店も持って、有名になって……。ミゼルはいつもお継姉様に比べられて、ファクト子爵家なのに、頭が悪いって……。お継父様の血を継いでないからしかたないのに……。ミゼルのせいじゃないのに……」
ミゼルの言葉にルシアは驚いた。
ミゼルは、ルシアにコンプレックスを抱いていたようだ。
「落ち込むミゼルに、お母様は言ったわ。勉強なんて必要ないって、女は可愛ければいいんだって。そして、素敵な人に愛されれば幸せになれるって。だからミゼルは頑張って頑張ったの! そうしたら、レモラ様は言ってくれたわ! ミゼルのほうがお継姉様より良いって! そう言ってくれたの!」
ミゼルは瞳を潤ませ訴える。