可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「隠し通路の地図の写しを持ってきたの。これを使えば、こっそり外に出られるはずよ」
ミゼルはそう言って、一枚の紙を取り出した。
「どうしたの? これ?」
「お継姉様も見たことないでしょ? 次期侯爵夫人になるミゼルには特別にって、以前レモラ様がくれたのよ」
ミゼルが鼻高々に言う。
しかし、ルシアにはどうでも良いことだ。