可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「べつに、お継姉様のためじゃないわ。お継姉様がいたらミゼルが困るんだもの」
「そうかもしれないけど、助かったわ」
ミゼルはルシアに礼を言われ、少しこそばゆい気分だ。
ルシアはマジマジと地図を見る。
「どのみち外に出るには隠し通路をとおって、地下へ行かなくてはいけないみたいね。バンクを助けてそのまま地下から外へ行けそう」
ルシアが呟くと、ミゼルはホッとしたようだった。
「それじゃ、私は行くわね」