可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

 レモラは突き倒され尻餅をつく。

「カイル……!」

 カイルはそのままレモラに剣を振るった。ソードマスター独特のオーラをまとっている。剣から風が巻き起こり、レモラの髪を切った。

 バンクはレモラから離れ、ルシアの肩に飛びのった。

「うわっ! 剣なんて卑怯だぞ!!」

 レモラは慌てて手を振り回す。

 カイルはその剣先で揺れるペンダントを、レモラは切っ先で奪い取り、そのままルシアへと投げた。
< 373 / 458 >

この作品をシェア

pagetop