可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「君たちが魔導具の管理ができていれば問題なかったんだがな。能力もないのに侯爵夫人の座を狙うとはずうずうしくはないか?」
「侯爵夫人に求められる資質は、魔導具の技術ではないはずです! 淑女としての振る舞いこそが必要では? ルシアにはそれがありません!」
ローサが訴える。
「そうかもしれないが、姉の婚約者を奪おうとするなんて、とうてい淑女とは思えないがな」
「だって、それは、レモラ様が! レモラ様が私がいいって!」
ミゼルが反論する。