可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「もちろん! えっと、ジューレ家は今までの罪がばれて爵位を剥奪されたそうよ。……えっと、まだ侯爵様って言っていいのかしら? とレモラ様は王国所有の鉱山で強制労働ですって。セファ領の魔晶石の盗掘と山火事の被害に関しては、侯爵家の財産と、強制労働によって賠償されることで合意されたみたい」

 王国所有の鉱山は罪人が送られる強制労働所なのだ。命の危険と隣り合わせの坑道で、過酷な生活が待っている。環境は劣悪で、元貴族だからといって特別視されることはない。

「侯爵夫人は、離婚の上で蟄居。ローサ様も離婚して、慰謝料をお父様に払うみたい。それで、鉱山で強制労働だって。ミゼルは修道院行みたいね。奉仕活動をしながら、学び直すらしいわ」

 ルシアは大きく息を吐いた。
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