先輩!
『芽衣のこれからが全部欲しい』
『芽衣のためならがんばれる』
『ずっと一緒にいよう』
数えきれないほど、愛の言葉をくれた。
先輩との思い出ひとつひとつが、大切な宝物です。
先輩といられたら、毎日が記念日です。
大好きで、大切で、一生そばにいたい人。
「こた、決めた」
突拍子も主語もないおかしなことを言ったので、当然虎太郎が怪訝な顔をする。
「何を?」
「———うん、決めた」
「なんだそれ。あー、もうすぐ着くな。タクシー乗り場調べとくか」
「うん」
到着のアナウンスが流れはじめ、部長と野口さんが立ち上がり早々にデッキへ出た。