セレブ御曹司の恋を遠巻きに傍観するはずだったのですが。 ~能面顔の悪役令嬢は、それでも勘違いに気付かない~
※※※※
私は手始めに、両親の寝室に侵入し、変な時間に目覚ましをセットした。
ククク。
きっと、びっくりして飛び起きて、私を叱りに来るだろう。
次に私は、母の基礎化粧品を、勝手にたくさん使ってみた。
そして母が買いだめしているらしい大量の化粧品のストックを、全て開封してやった。
化粧品のイタズラは、女の子のイタズラの定番だ。
さらに、私は父の書斎に侵入し、何かを隠してみることにした。
机の一番下の引き出しを開けて、ゴソゴソ探ってみると、底板の下に、小さなノートが挟まっている。
これなら手頃そうなので、本棚の下に隠した。
――ふう、今日はこのへんでいいかな。
我ながら、適度なさじ加減の良いイタズラができたと思う。
私は満足して昼寝に入った。気のせいか、お肌もいつもに増してスベスベしているみたい。
あとは、両親が気付くのを待つだけだ……。
私は手始めに、両親の寝室に侵入し、変な時間に目覚ましをセットした。
ククク。
きっと、びっくりして飛び起きて、私を叱りに来るだろう。
次に私は、母の基礎化粧品を、勝手にたくさん使ってみた。
そして母が買いだめしているらしい大量の化粧品のストックを、全て開封してやった。
化粧品のイタズラは、女の子のイタズラの定番だ。
さらに、私は父の書斎に侵入し、何かを隠してみることにした。
机の一番下の引き出しを開けて、ゴソゴソ探ってみると、底板の下に、小さなノートが挟まっている。
これなら手頃そうなので、本棚の下に隠した。
――ふう、今日はこのへんでいいかな。
我ながら、適度なさじ加減の良いイタズラができたと思う。
私は満足して昼寝に入った。気のせいか、お肌もいつもに増してスベスベしているみたい。
あとは、両親が気付くのを待つだけだ……。